アメフトを見に行こう!!「アメフト何て見たことない!!」「ラグビーとどこがちがうの?」 「何やってるの?」「何ですぐ止まるの?」 こんな疑問を一度は思ったことがありませんか? このページではそんな疑問に答えていきたいと思います。 それでは、アメフトを見に行こう! アメフトは「陣取り合戦」 アメリカンフットボール(以下アメフト)は、正に「陣取り合戦」です。 アメフトは野球と同じく、「攻撃側」と「守備側」に分かれており (攻撃側をオフェンス、守備側をディフェンスと呼びます)、 攻撃側の目標は、守備側の陣地奥深くまでボールを進め、最終的に敵陣の一番奥にあるゴール (=エンドゾーンと呼びます。)を奪うことです。 守備側の目標は、それを阻止することなのです。 実に簡単なゲームですよね。 よく、野球を例にすることが多いのですが、野球の場合、攻撃側は3アウトまでですよね。 アメフトの場合は、4回攻撃をするまでなのです。 ただし、この4回の攻撃で10ヤード以上、ボールを敵エンド ゾーンへ向けて進めることができれば、 再び4回攻撃をすることができるのです。 この10ヤード以上獲得し、新たな4回の攻撃権を獲得することを「フレッシュ」と言います。 10ヤード未満しか進めなければその場で攻守交代です。 これを繰り返していき、敵ゴールを奪えれば、得点になります。これが、「タッチダウン」です。 これを抑えてしまえばOKです。 アメフトは「11人」 野球は9人。サッカーは11人。そしてアメフトは「11人」です。 サッカーと同じです。 ポジションは個性の象徴!? 「アメフトのポジションって多すぎてよくわからない」なんて人はいませんか?本当は実に簡単なんです。 アメフトのポジションは「体が大きい」「走るのが速い」「ボールを触るのがうまい」「肩が強い」といった 個性によって分けられています。今挙げたこと以外にも「人より体が小さい」なんていうのでもOKです。 それでは個々のポジションにつてい見ていきましょう。ここをクリック!! ラン、パスそれともキック? アメフトの攻撃プレーにはラン、パス、キックの3種類があります。 それぞれチームによって考え方は微妙に違いますが、基本的に次のように考えられています。 「ランプレー」:1回に獲得することの出来る距離は短いがパスプレーより確実。 時計が進むので試合時間を早く消化したい時に便利。 「パスプレー」:1回のプレーの間に1度だけ前方へボールを投げることが許されている。 1回に獲得することの出来る距離はランプレーより長いが インターセプトなどによって攻撃権を失ってしまう危険性も高い。 「キック」:「パント」と「フィールドゴール」の2種類。 「パント」はボールを蹴る選手が手でボール落下させて蹴ります。 蹴ると同時に攻撃権は放棄したことになりますが、 遠くへボールを飛ばすことが出来れば、 それだけ相手チームの攻撃開始地点が深くなるので守備をするときに都合が良い。 「フィールドゴール」は敵エンドゾーンの近くまで攻め込みながら、 守備チームの踏ん張りによって新たな4回の攻撃権を得ることが難しそうな時に選択します。 「フィールドゴール」はボールをグランドに置いて蹴ります。 得点方法は4種類!! アメフトの得点方法といえば、「タッチダウン」が有名ですが、それ以外にも得点方法が3つもあるんです。 1、タッチダウン(=TD):6点 選手がエンドゾーン内にボールを持って走り込んだり、エンドゾーン内でパスをキャッチすればOK!! 4種類のうち最高の6点がもらえます。 2、トライフォーポイント(=TFP):1もしくは2点 通称「トラポン」、別名「ポイントアフタータッチダウン(=PAT)」。 「タッチダウン」の直後にはさらに得点をもらえるチャンスが与えられます。それが「トラポン」です。 敵エンドゾーンの3ヤード手前から攻撃チームは1回だけプレーをできます。 ここで、ゴールへ向かってボールを蹴って入れば1点、 普通にランかパスをしてエンドゾーン内へボールを運べれば2点もらえます。 2点を狙うことを「2ポイント・コンバージョン」と呼びます。 3、フィールドゴール(=FG):3点 敵ゴールへ向かってボールを蹴ってうまく入ればTDの半分の3点がもらえます。 攻撃チームがある程度敵エンドゾーンの近くまで攻め込みながら、 守備チームの踏ん張りによって新たな4回の攻撃権を得ることが難しそうな時に狙います。 4、セーフティー(=S):2点 これは唯一、守備側がもらうことの出来る得点です。 ボールを持った攻撃選手を攻撃チームのエンドゾーン内でタックルしてプレーを終了させた時に 守備チームは2点もらえます。 試合時間はどれくらい? アメフトの場合、1試合をまず前半と後半に分け、さらにそれぞれを2つに分けます。 つまり、1試合を4つに分けることになります。1/4ですから、それぞれをクォーター(=Q)と呼びます。 前半と後半の間にはハーフタイムがあります。 医科歯科リーグの場合、1Qは8分と普通の試合より少し短くなっています。 8分×4Qですから単純に32分が試合時間となりそうですが、実際は少し違います。 ここがアメフトの特徴なのですが、試合時間を計っている時計が止まる場合があるのです。 具体的にはボールを持った選手がサイドラインからグランド外へ出た時、パスが失敗した時などがあります。 (いつ時計が止まるかはここをクリック) そんなことがありますから、1試合は、だいたい1時間30分ぐらいになることが多いです。 ターンオーバーってなんだ? 攻撃権が交代することを「ターンオーバー」と言います。アメフトにおいてボールは攻撃権を表します。 そのボールを落としてしまったり、投げたパスをインターセプト (投げられたパスがグランドに落ちる前に守備選手がパスキャッチをしてボールを奪うこと) されたりして奪われてしまうことは、攻撃権を奪われたことを意味し、その瞬間に攻守交代になり、 それまで攻撃側だったチームは守備側に、守備側のチームは攻撃側になります。 ギャンブル!! 3回の攻撃で10ヤード獲得できていないチームが4回目の攻撃で 「パント」や「フィールドゴール」ではなく、普通にプレーをすることを選択し、 4回目の攻撃で「フレッシュ」の獲得を狙いにいくことを「ギャンブル」と言います。 イエローフラッグ!? 試合中に反則が発生した場合には、審判が黄色いタオルのようなものをグランドに投げ捨てて、 反則が発生したことを知らせます。 このタオルのようなものを「イエローフラッグ」と言います。 略して「イエロー」とか「フラッグ」と呼ばれることが多いようです。 公式戦では1試合を7人の審判で運営します。審判にもポジションがあってそれぞれ役割が決まっています。 また、「アメフトは反則が難しい」と良く言われますが、試合中に発生する反則は案外限られているので、 試合中に見られやすい反則についてそれぞれ見てみましょう。ここをクリック ジャンル別一覧
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